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2014.07.29 Tuesday
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日々の泡沫
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2月に仕込んだ手作り味噌。そろそろどんな感じかしらと覗いてみればなんともいい香りがする。なんだか食べれそうじゃない?ということでいそいそとおにぎりを作って表面に味噌を塗り、オーブントースターであぶってみた。
プランターで育てている青ジソとともに、いただきます。
・・・・・・おいしいよーー!!!!!
ハフハフハフ、あちあちあち。あっという間にぺろり。ごちそうさまでした。
あ〜次はきゅうりにつけて食べてみよう。
公園で落ちていたのをひろった。山ももだよね。
公園の山ももの木はすごく大きくて実がぎっしりなっていた。いいなーいいなー、あれで山もも酒つくりたいなー。種まいたら芽でてくるかな。やってみよっと。
つたわるつたわるてのひらにきみのあたたかさが。つたわれつたわれてのひらからわたしのあたたかさが。
夜寝る前、スタンドの明かりだけの薄暗い部屋で、先にわたしのベッドの上で眠るおじょうをじっとみつめたりつっついたりなでたりするしずかなひとときが、すごくすごくすき。
この前の日曜、梅干しの梅を漬けた。
今年は松本朱希子さんの本『かえる食堂 干したり 漬けたり』のとおりに漬けてみることにした。
自分用メモ
梅 2kg
塩 360g
ちなみに梅の上に乗せた重石は母から譲り受けたもの。独身のころにどこかの川から拾ってきたらしい・・・。5キロぐらいあって非力なわたしはちょっと持ち上げるだけでふんぬーと頭の血管切れそうになるのだけど、これを何十年も(その間何度もの引越しもあったのに)なくすことなくそばに置き続けてきた母ってすごい。ちなみに母は冬に白菜を漬ける時に使っていたのだ。この重石のおかげで今日覗いてみたらきれいな白梅酢があがっていたので、今度はこの半分ほどの重さの重石に変えたところ。次の作業は赤紫蘇を手に入れてから。赤紫蘇の作業はだいすき(香りが好き!きれいな色も好き!)なのでたのしみ。
先日いつものようによそみよりみちふらふら歩きをしていたらみつけたもの。
柿の実?大きくなる前に落ちちゃったのかな。
なんだか最近むやむやもやもやしている気がする。
そんなときはぼうっとおじょうを眺めるべし。
内緒なんだけどね、おっきな声では言えないんだけどね、おじょうは24時間常にかわいいんだよぉ!いつもは無表情で頭の中で(ハフハフ、かわい!かわい!おじょう、かわい!)叫びながらごろごろ転がってる(あくまで頭の中で)のだけど、ときたーまひとにもらしちゃう。ごめんなさい。うっとおしいよね。あほだよね。でもかわい!ハフハフ。しかもね、おじょうは年々どんどんかわいくなってるんだよぉ!じたばた。あー頭の中じゃなく実際に転がっちまった。こんなこと聞かされるほうはあほらしくて迷惑なだけだろうから日ごろは黙ってるんだけどね、年に数回は叫びたい。おじょうだいすき!
我ながらあほすぎる。
今年も梅酒と梅シロップをつけた。
梅シロップは一週間たった。今年は素精糖も入れたので茶色くなっている。
自分用に今年の梅メモ。
--梅酒
梅 1kg
氷砂糖 600g弱
ホワイトリカー 1.8リットル
実は氷砂糖がこれだけの量しかなかった・・・。家族が甘めの梅酒がいいと叫んでいるのでたぶんあとでまた買ってきて足すかもしれない。
--梅シロップ
梅 1kg
氷砂糖+素精糖 1kg
米酢 50ml
砂糖の量はたぶんこれくらい・・・。適当すぎる・・・。でも一週間前やったから忘れちゃって。たは。
わたしが通っていた幼稚園の庭には大きな梅の木があった。
ブランコの後ろに植えられていた梅の木は毎年この季節になるとたくさんの青々とした梅の実をつけた。その重みでしなる長い枝の先がブランコを思い切りこぐと目の前に迫ってくるのが楽しくってひそかに自称幼稚園一のブランコ乗りを誇っていたわたしは、飽きることなく毎日のように梅の実めざしてアクロバティックなブランコ乗りを繰り返したのだった。(今思うとかなり危険だった・・・。もう同じことはできないだろうな。恐れ知らずな幼稚園児だったのだよ。)大量に生るその梅の実は毎年そのまま熟すまで放置されるのが常だった。青かった梅は黄色くなり優しい赤にほっぺた染まるころには、ブランコ周辺は甘い匂いにつつまれた。わたしはこの匂いがだいすきだった。
ところでわたしが子どものころ、わたしの母は働いておらず時間に余裕があり、たくさんの手作りものに日々励んでいた。例えばわたしたちの衣服。セーターも手編みで何枚も編んでくれた。例えばお菓子。あの頃は母がケーキやクッキーを作るその過程が好きでたまらなかった。途中で用無しとなった、クリームがついたボウルや泡だて器を弟と競うようにして舐めたものだった。そして玄関に年中置いてあった梅酒。子どものころはもちろん梅酒は飲まなかったのでほとんど興味はなかったのだけど、その時間の経過とともに美しい琥珀色に変わりゆく不思議な液体の存在は子どもの心には妙にひきつけられるものがあったのか、今でもその様子を思い出すことができる。
何年か前からこの季節に梅酒と梅シロップを自分でつくるようになって思い出すのは子どものころのこんな思い出たち。黙々と梅を布巾でふき、ヘタを竹クシでとっているとぽっと浮き上がってくる。梅酒をつけているときに母にまとわりついて氷砂糖をもらったこと。幼稚園の熟した梅があまりにもいいにおいがするので落ちた梅を食べたくてたまらなかったこと。そのうち働き出した母は梅酒作りもやらなくなり、結局母の梅酒を飲みそびれたこと。わたしが卒園して数年後、園児数の減少により廃園となった幼稚園は今はあとかたもなくビルが建っていること。
一昨年から梅干し作りをするようになった。梅干し用の梅は梅シロップや梅酒と違って青梅ではなく熟した梅を漬ける。そのため買ってきた梅を部屋でザルに広げて熟すまで待つことになる。黄色く熟しかけの梅から香るのはあの時の香り。部屋中に広がる甘い甘いしあわせな香りが数日間続く。