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最近のおじょう



あいかわらず、なおじょう。

甘夏のピール



3月のはじめ頃に作った甘夏のピール。
毎年この時期につくる我が家の定番ほろにがあま。

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3月11日以降、さまざまなものを見聞きし、感じ、考えた。
いまだになんといっていいか分からない。言葉がみつからない。
義援金を振り込んだ帰り道、しだれ桜が咲いているのをみつけた。
わたしにもできることを少しずつ・・・。

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東北地方太平洋沖地震の動物救援のための義援金募集がはじまっています。
詳しくはこちら。http://jspca.or.jp/cgi-bin/jspca/news_disp.cgi?52
また、被災した動物、ペットのための役立つ情報をまとめたサイトもみつけました。
こちら。http://ilove.cat/ja/2379

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東京都の救援物資受付開始。(3月17日)
http://www.metro.tokyo.jp/


どうかどうか、人はもちろん、動物たちも、できるだけ多くの命が救われますように。

んべろちょ

朝からまったりんべろちょ。













『ハーニャの庭で』どい かや

昨年のクリスマスに友人に贈ったけれど、自分でも欲しくなって自分用に購入した一冊。
作者のどいかやさんといえば言わずとしれた人気絵本作家。
どの本屋の絵本売り場に行っても必ずどいさんの「チリとチリリ」は目立つところに置いてあるしその絵も見ればすぐに彼女のものだと分かる。けれどそのせいか改めて手にする気持ちになることがなかなかなくって、実はきちんとどいさんの絵本を読んだのはこの「ハーニャの庭で」がはじめてだった。
なんともいえず美しい絵本。
やさしくあたたかな絵と確かにだけど押し付けがましくなく自然に伝わってくるどいさんの信念のようなもの・・・。
「ハーニャの庭で」はそのタイトルそのまま、猫のハーニャが暮らす庭の、移り変わりゆく四季を描いたもの。
どのページの庭にもたくさんのいきものたちが描かれている。
そこに訪れるものたち、うまれくるものたち、通り過ぎるものたち、暮らすものたち、庭はそのものたちすべてのものだということが伝わってくる。
ハーニャにとっては人も鳥も虫ものうさぎもりすも猫もみなおなじ。
その大きさに関わらずその長さに関わらず、ひとつの「いのち」。
今まで何度も繰り返されそしてこれからも続いてゆくいくつものいとなみ。
庭のすべてのいのちにそそがれるハーニャの優しいまなざしがじんわりじわじわと伝わってくる。
帯には「じっと目をこらして、そっと耳をすませば 世界はこんなにもゆたかで美しい」とある。
こんなふうに世界をみてみたい。そう思わせてくれる絵本。

それにしてもハーニャをはじめ、でてくる猫たちのかわいいことったら!
実際どいさんは何匹も猫を飼っていて、なかにはハーニャという猫もいるそうな。
どいさんは他にも猫が出てくる絵本をたくさん描かれているみたいなのでひとつずつ探してみたい。

ついでにうちのおじょう。






ピンクのイチゴの花

去年、「ピンクの花が咲くんだよ」の言葉とともにいただいたイチゴの苗。
葉っぱは元気よく茂りつつもなかなか花が咲かなかった。
ほんとにピンクのが咲くんですかねぇ。とぶうぶう言いつつも今朝もせっせと水遣りをやっていたのだけど、ふと見ればピンクのものが葉の向こうに見えるではないか。
もしやっと慌てて鉢を回してみれば・・・咲いてたー



でもすでに散りかけー
と思ったけど、ようく見たら蕾まで発見。



わーい!



わめぞ



昨日、友人と訪れた目白のポポタムで目にした気になるチラシ。
そこには「IKEBOOKRO! イケブックロ2 〜わめぞの古本・雑貨市in池袋」と書かれていた。
わめぞ?わめぞ。わめぞ???友人と呟きつつ、古本の文字に惹かれて地図を見つつ、春が近いことを感じさせる暖かな陽射しのなか、会場の豊島区民センターに向かってみた。
わめぞとはなんぞや。その答えは会場に立っていたのぼりにあった。つまり、
早稲田の「わ」、目白の「め」、雑司が谷の「ぞ」で、「わめぞ」。谷根千みたいなもの?
会場は広く、程よい混み具合であった。
客は中年男性が多いように思えたけれど、なかには若い男女も、かっこよく着物を着こなしたおばさまも。
みな静かに真剣にそしてどことなく楽しげにずらりと並ぶ本の棚を覗き込んでいる。
こんなのだいすき!
早速わくわくスキップしたくなるのをこらえつつ静かにそのなかへと突入したのだった。
ここで購入したのが上の写真の猫のてぬぐいと本二冊。
本は「レッツとネコさん」「レッツのふみだい」(さく:ひこ・田中 え:ヨシタケシンスケ)。
初めて見た本だけど、5歳の男の子が主人公の思わず笑っちゃうすてきにかわいい児童文学。
男の子の名前がレッツで、彼がつけたネコさんの名前が「キウイ」なんだよ。目が緑色のネコだからなんだけど。しかもレッツは本当は「キュウリ」って言ったつもりなのに言えてなくて「キウイ」になってしまったのだ。かわいいねー。
こんなふうに思ってもいなかった本の出会いがある古本市ってたのしいな!
毎度のことながら行き当たりばったりだったけれど、今回もあたり!の一日であった。
沈丁花のいい香りを思い切りかげたしね。

それしてもポポタムもわめぞの古本市の会場も不思議な音楽が流れていてそれがずうっと気になっていたのだった。