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2014.07.29 Tuesday
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日々の泡沫
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・最近読んだ本
「食堂かたつむり」小川糸
長いこと私の本棚の積読本コーナー(購入したものの読んでない本を並べてるコーナー)にあった本。
あとこのコーナーには恩田陸「いのちのパレード」、北村薫「1950年のバックトス」、有栖川有栖「女王国の城」、アリス・マンロー「イラクサ」、梨木果歩「f植物園の巣穴」、宮部みゆき「英雄の書」がある。どれも魅力的過ぎてどきどき。次は何読もう。
・今読んでいる本
「模倣犯」宮部みゆき
再読。文庫版を貸してもらったので。でも単行本が出たときに読んだのとおんなじような状況になってる。つまり、寝不足。そして後悔。なんでこんなおそろしい本読んでるんだろ。宮部みゆき、すごすぎ。「火車」に出会って以来読み続けているけど、こんなにこの人の本でおそろしくなったのはこの「模倣犯」がはじめて。宮部さんの怪談ものよりもおそろしい。寒気がする。
「大好きな本」川上弘美
ちょこちょこ読み中。私も大好きな本の話が出てくるとうれしい。高野文子の名前まであってさらにうれしい。私も高野さんだいすきです。
・これから読みたい本
「レディ・ジョーカー」高村薫
本屋で文庫版を見て急に読みたくなる。私の部屋の本棚のどこかにあるはずなのにみつからない。私は一時期、「マークスの山」の合田刑事が好きでたまらなかった時期があったよ。
・購入予定の本
「ビロウな話で恐縮です日記」三浦しをん
この人のエッセイ好きなんだもん。
最近本とはすこし離れ気味だったのだけど再び読書欲がむくむくと。大型書店をはしごしにいこかな。
マーマレードやイチゴジャムにりんごジャム。
らっきょう漬け、ぬか漬け、みょうがの甘酢漬け。
梅酒に梅シロップ。
夏野菜をおひさまのもとで干す干し野菜の数々。
なぜだか私は保存食のたぐいを作るのが妙に好きらしい。
一年を通してせっせといろんなものを保存しては食してムフフとにやけるというのを
繰り返すようになって早数年。
とうとう昨年、念願だった梅干しづくりに手を出した。
なんとなく難しい、めんどくさい、そんなイメージのみだった梅干しつくり。
実際にやってみればもう保存食作りが好きな私には魅力的な作業ばかり!
青い梅が熟すのを待つ間、部屋中に広がる梅の香りを楽しむのも、
塩漬けにしたあと、梅酢があがってくるのをわくわくどきどきしながら待つのも、
赤紫蘇を入れたとたん、ふわっと色が鮮やかに変わってゆくのを見守るのも、
やっと梅雨があけたころ、赤く染まった梅たちをザルに並べて強い初夏の日差しのもとに干すのも、
三日間の土用干しを終え、おひさまの恵をたっぷり浴びてほんのり暖かい梅干しをつまんでそっと手のひらに乗っけてみるのも。
やっとのことで出来上がった梅干しを白いご飯とともにいただくのも。
なんて素敵な瞬間なんだろう!
昨年はあまりにも出来上がった梅干しがいとおしすぎて自慢したくて
知人友人親戚に配ってしまったためにすぐに無くなってしまった。
今年は梅干し作りの副産物である赤梅酢で新しょうがを漬けたり、しば漬けを漬けたりしてみた。
来年は今年の倍の梅干しを漬けてみようか。赤梅酢ももっと欲しいな。減塩はどうだろう。
いつかは梅の木を育ててそこから梅干し作りをしてみたい。(ちなみに今年は初めて赤紫蘇を育ててみた)
なんて夢は膨らむばかりなのだ。
我が家にある梅の本といえば、この二冊。両方とも梅好きにはたまらない梅尽くしの本。
よくこんなふうに床にどてっと座り込んだり寝転んだりしては家族の通行の邪魔になってるおじょう。
「そんなところにいたら踏んじゃうよー」なんて言いながらもちゃんと避けて通ってくれるのをいいことにおじょうは簡単には動かない。
おじょうって結構大きいのだよ。ものすっごい邪魔なのだよ。
おまけにちょこっとしっぽでも踏みそうになるとものすごい悲鳴をあげる。
まだ踏んでないってば!危ないところですれすれのところに足を置いたってば!
毛の先っちょは踏んだかもしれないけど、身は踏んでないってば!
なんて言う隙も与えず、悲痛な声で叫ぶので思わず「ごめんね、ごめんね。」必死で謝ることになる。
するととたんに叫ぶのをやめ、平気な顔して歩き出すのだ。ええー。
ひとの愚痴話を聞いていっしょになって腹をたててしまう。
私は関係ないのにー。私が腹をたててもしょうがないのにー。分かってるのに、ぷんすか。
愚痴ってたひとは次第に落ち着き、残った私はむかむかむかむかとまらん。
私のためにも、あのひとの明日がしあわせでありますように。
じゃないと、明日もまた愚痴聞いておばかな私はあほみたいに再び腹をたててしまうではないか!んもう。
「苔っていいよねっ!」に「うん!いいよね!」と即答されたことはいまだにない。しょんぼり。
「え?こけ?こけってあの苔?」「・・・・・・」「・・・いい、かなぁ・・・??」たいがいがこんな反応。
でも、いいよね!苔!
数年前から気になってたまらない。見かければしゃがみこみたくなる。
しゃがみこんではそうっと指先で触れてみたくなる。
そういえばバラにはモスローズという種類がある。
モスとは苔のこと。その名のとおり、がくや花首にコケが生えたように見える姿をしている。
我が家にはまだ一本もないのだけど、いつか迎えたいと思っているのだ。
ちなみにおすすめ苔本はこちら。
この作者さんはちょっとすごいよ。コケをてんぷらにして食べちゃったりしてるし。
みあげるきみと、みおろすわたし。
だけど心情的には真逆で、なぜかえらそうなおじょう。
おなじ高さでおなじものを見るのも高いところにいるおじょうを見上げるのも好きだけど、
こうしてくっつくような距離で立って足元のおじょうをみおろすのも好き。
そしてさらに時たましかやらないけど、このままおじょうにくっついて部屋を歩き回るのももっと好き。
傍目にはしつけされたおりこうなワンコを散歩中の飼い主の図、みたいに見えるらしいけど、
本当は逆。好き勝手に家中を歩き回るおじょうの動きをうかがいつつ必死で
くっついて歩いているのが私。
どこまでもくっついてついてくる私を不思議そうに不審そうに邪魔そうに
ちらちらみあげてくるおじょうが好きすぎてスキップしたくなるのをがまんしつつ
そうっとおじょうの胴体に足の脇をくっつけるようにしてどこまでもついてゆくのが、大好き。
ねぇ、ねぇ おじょうさん おじょうさんったら!
ニ、三回呼んだくらいでは簡単には振り返らないあまのじゃくおじょう。
耳が動くから、聞こえてるくせに。分かってるくせに。
しつこくしつこく呼んで背中をつんつん突っついてやっと振り返った。